七田チャイルドアカデミー かほく教室のブログ たかが「食べること」ですが、されど「食べること」

たかが「食べること」ですが、されど「食べること」

雑誌「PHPのびのび子育て」の3月特別増刊号からもう一つ紹介したいと思います。
助産師の内田美智子さんが書かれた『愛されている実感」が子どもを支える』という記事です。


助産師として分娩室で元気な赤ちゃんの鳴き声を聞くことはとても嬉しいです。
命がけで出産を終えたお母さんの顔を見るのも。
宿ることができない命があり、生まれてくることもできない命もあり、
生きていくこともできない命もたくさん見てきました。



という文章から始まります。助産師さんならではの言葉ですね。
私たちは、日々当たり前にして気づけていないですが、
「生きている」というのはそれだけですばらしいことなんですよね。


そして内田さんは、性のトラブルを抱えて産婦人科を訪れる子どもたちにも出会っています。


うつむいて話す子、今にも消え入りそうな声で話す子、
斜めから私たち大人を見上げる子、どの子どもも「産まれて良かった」
と思っているとはとうてい思えません。


と書かれています。


内田さんはそんな子どもと出会うたびにこんなやりとりをするそうです


「今朝朝ご飯食べた?」-「食べてない!」

「昨日の晩ご飯は?」-「食べてない!」

「今朝も昨日も食べないでひもじくないの?」-「ひもじくない・・・」


子どもたちはジュースや、プリン、ヨーグルト、菓子パン、バナナ、カップラーメン、
コンビニ弁当などを食べててひもじくないわけです。
でもこの子どもたちは「ご飯を食べた」とはいわないのです。
「ご飯じゃねぇし」というわけです。

それらは自分で勝手に口に放り込んだ食べ物だから・・。
さあどうぞと差し出されたものではないから・・。
ちゃんと準備してもらったご飯を食べていない子どもがたくさんいたというのです。

便利な弁当やお総菜・冷凍食品がたくさん売られていて、
忙しい大人にとっては便利かもしれません。

しかし、食べさせられる側の子どもにとってそれらの食べ物が、
「こころとからだが育まれる食卓」でちゃんとした食事ができているのか


という疑問を投げかけれおられます。

やはり、用意された食事には、愛情を伝えることができるのでしょう。
自分のことを考えて作られた食事から、子どもは「愛されている実感」を感じ、
それが生きる力になり、心の基本になっていくのだと思います。

内田さんは言います「たかが「食べること」ですが、されど「食べること」です」と。



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