子どもの攻撃的な言動にはどのように対処する?
心の子育て
子どもが悪い言葉や行動を使ったとき、どうする?についてです。
テレビ、「ほんまでっかTV 」でおなじみの脳科学者、澤口俊之さんの『やる気脳を育てる』という本から紹介したいと思います。
澤口さんは、「言葉の暴力は、でてきたときに、きちんと叱っておかなくてはならない」と言われています。
小さな頃子どもは「バーカ」など悪い言葉を楽しんで使う時期がありますが、そのときにふざけているだけだからと許していると、後々攻撃的な子どもになることが証明されているのだそうです。特に、他の子どもに対する攻撃的な言葉は、身体的な攻撃と同じ意味を持つので、注意が必要です。
こんな実験があります。
2歳から4歳の幼児を2グループに分けて、異なった監督の仕方をします。
Aグループ:子どもの攻撃的な言動
「なぜそんなことをしたの?」などと愛情深く接する
Bグループ:子どもの攻撃的な言動
有無を言わさず即座に「懲罰ボックス」に幼児を閉じ込めてしまう
どちらのグループの幼児がよくなったか。
この実験をした研究者たちは、愛情深く諭すAグループの方がよくなるだろう、と実験当初は予測していたのですが、結果は逆でした。
Bグループの幼児の方が、その後の攻撃的言動はほとんどゼロで、遊ぶときは3人以上で仲良く遊びました。
Aグループの幼児的は、攻撃的言動が目立ち、遊ぶときも一人か二人でした。
実は、叱られるなどのネガティブな体験は、ノリアドレナリン系を活性化させて、
「してはいけない」と、記憶され、すぐに脳に定着するのだそうです。
だからBグループでは、攻撃的な言動がゼロに成り、仲良く遊べたんですね。
このことからも、「子どものやりたいようにさせる」とか「子どもを叱らない、優しく諭す方が良い」というのは、子どもの社会性を育たせるには、良くない方法だとわかります。
ダメなことをしたときには、「ダメなことはダメ!」と毅然としつけなければならないということです。
また「適度なストレス」が脳の発達にはよいらしいことも最近わかってきました。
「しかられる」という適度なストレスをかけることによって、
子ども脳は育まれ、社会的理性も身についていくのです。
正しいしつけは2歳以上の子どもの社会関係力育成の基本的な方法だといえますね。
最後まで読んでくださってありがとうございました
。
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テレビ、「ほんまでっかTV 」でおなじみの脳科学者、澤口俊之さんの『やる気脳を育てる』という本から紹介したいと思います。
澤口さんは、「言葉の暴力は、でてきたときに、きちんと叱っておかなくてはならない」と言われています。
小さな頃子どもは「バーカ」など悪い言葉を楽しんで使う時期がありますが、そのときにふざけているだけだからと許していると、後々攻撃的な子どもになることが証明されているのだそうです。特に、他の子どもに対する攻撃的な言葉は、身体的な攻撃と同じ意味を持つので、注意が必要です。
こんな実験があります。
2歳から4歳の幼児を2グループに分けて、異なった監督の仕方をします。
Aグループ:子どもの攻撃的な言動

Bグループ:子どもの攻撃的な言動

どちらのグループの幼児がよくなったか。
この実験をした研究者たちは、愛情深く諭すAグループの方がよくなるだろう、と実験当初は予測していたのですが、結果は逆でした。
Bグループの幼児の方が、その後の攻撃的言動はほとんどゼロで、遊ぶときは3人以上で仲良く遊びました。
Aグループの幼児的は、攻撃的言動が目立ち、遊ぶときも一人か二人でした。
実は、叱られるなどのネガティブな体験は、ノリアドレナリン系を活性化させて、
「してはいけない」と、記憶され、すぐに脳に定着するのだそうです。
だからBグループでは、攻撃的な言動がゼロに成り、仲良く遊べたんですね。
このことからも、「子どものやりたいようにさせる」とか「子どもを叱らない、優しく諭す方が良い」というのは、子どもの社会性を育たせるには、良くない方法だとわかります。
ダメなことをしたときには、「ダメなことはダメ!」と毅然としつけなければならないということです。
また「適度なストレス」が脳の発達にはよいらしいことも最近わかってきました。
「しかられる」という適度なストレスをかけることによって、
子ども脳は育まれ、社会的理性も身についていくのです。
正しいしつけは2歳以上の子どもの社会関係力育成の基本的な方法だといえますね。
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